はじめまして。
この度、2020年6月に大阪府泉北郡忠岡町におきまして「大山クリニック」を開院させていただきました
大山 雄一(おおやま ゆういち)と申します。 前身である、広部クリニックをこの1月の夜診をお手伝いさせていただき、地域の皆様の診療に携わり、この場にクリニックを開業することを楽しみにしていました。
勤務医時代は内科医として、近畿大学病院で血液内科に所属していました。血液内科は、あまり馴染みのない診療科かもしれませんが、貧血、白血病、悪性リンパ腫等の血液に関わる疾患の治療を専門領域とします。 血液内科という特性上、長く病気と関わることが必要となる患者さんと接していく中で、病だけではなく病気と共に生きる人とそのご家族に心から寄り添い、人間として向き合いながら治療に当たることで、医師としての知識や技術だけではなく、この仕事を続けていくうえで患者さんやそのご家族への気持ちの持ち方の根底を築くことができました。
次の和歌山県串本町において僻地医療に携わりました。人口の少ない町で勤務していた病院が町唯一の病院といえるところでした。当然、専門分野だけをやっていればいいというわけにはいきません。子どもからお年寄りまで診て、あらゆる疾患に対応いたしました。
そして大阪へ戻り、南河内の二次救急の総合病院では一般内科・血液内科副部長に就任。当時、マダニ感染症(重症熱性血小板減少症候群)という国内でも例の少ない患者さんを発見し、初期治療に当たった後も専門の感染症センターと連携して継続的に治療を行いました。また一般内科、救命救急では多くの患者さんを診るにあたり、内科全般を勉強し、総合内科専門医の資格を得ました。 その後、2019年春から在宅診療を専門的に行う診療所で研鑽を積み、この度、縁あって忠岡の町に念願の外来・訪問診療を中心とした相談・診療対応のクリニックを開設する運びとなりました。
これまでの経験を活かし、皆様に最も身近で信頼していただける医師として、また気軽に受診していただける環境を提供することで地域医療に貢献して参りたいと考えています。 今後とも何卒よろしくお願いいたします。
患者様の訴えに耳を傾け、わかりやすく簡潔な説明をすることにより、地域の皆様に信頼されるよう努力いたします。
根拠に基いた、質の高い安全な医療を提供できるように努力いたします。
高度な医療レベルを持つ病院との密な連携を図ることによって、患者様が迅速に適切な治療が受けられるように配慮します。